現在、待機児童や女性の活躍について、県や国を挙げての改善活動が進められています。今回の受賞はとても光栄なことで、うれしく思うとともに、社会への責任も強く感じています。当社の事業としても、保育園やオフィスという箱物の施設を作るだけでなく、大切なお子さんを預かっているという意識を大切にしています。子育てを行う女性が、将来に希望を持ちながら安心して働くことができ、子どもの将来にもプラスになる、そのような環境整備が今求められています。今後も、社会問題に目を向けながら、理想を語るだけでなく、中身の伴う改善を進めていきます。
保育園隣接型のオフィスを広島市中区と安佐南区で運営しており、そこでは子育てママを中心に約160名が勤務しています。多くの方は、隣接する保育園(自社が運営する企業主導型保育園)にお子さんを預けており、待機児童問題などで「働きたくても働けなかった」という方が大勢集まる特徴的な施設です。保育園はマジックミラーになっていますので、母親は子どもの姿を見て安心でき、子どもは母親が近くにいるのに相手をしてもらえないという寂しさを感じることがありません。職場に子どもを連れてくるのではなく、「保育園の中に職場がある」というぐらいの感覚で、あくまで子どもを中心に考えています。
さらに保育事業では、幼児教育に力を入れています。単に子どもを預かる受け皿としてではなく、「未来のある子どもたちが、大人になった際に役立つことを育む場」として、個性を大切にし、非認知能力(人間力)を育んでいます。
そのように、子育てママたちが集まって取り組んでいる事業は、主に次の通りです。
まず、Webライティング事業。企業様より依頼をいただいたWebサイト用の記事や読み物について、企画・執筆・チェック・納品までを行います。サイトの成長を図るために、SEO対策の提案なども行います。
次に、アウトソーシング事業。人材不足で悩む企業を、営業代行やバックオフィス代行でサポートします。グループ会社より、人材紹介や派遣といった対応も行っています。
さらにメディア事業では、Webライティング事業やアウトソーシング事業と連携し、メディアの運営を行っています。現在、アイリスト向け情報サイト「Beauté」、子育てママの情報サイト「pikabu」の運営を主に行っています。
小さな子どもがいる方に向けた、在宅勤務や子連れ出勤という取り組みは、さまざまな企業で行われていますが、子どもをきちんと見ながら仕事をするのは大変難しいものです。そこでpeekabooでは、どちらも中途半端にならないよう、保育園とオフィスを隣接させつつも、相互のクオリティを担保し分離した経営を行っています。子どもたちには将来役立つ心の教育を、そしてオフィス側では女性が子育てをしながらしっかりとスキルアップを図っていき、将来、幅広い場面で活躍できる力を伸ばしていく、そのような機会を当社が提供していきたいと考えているからです。一人一人が今後のキャリアを見つけていくことを目指していますので、常に新しいことやレベルの高いことにも挑戦し、期待に添えるクオリティーを維持するよう心掛けています。
子育てを行う女性たち、小さな子どもたち、そしてお取引先の企業の皆さまなど、関係する全ての方が幸せになれる会社でありたいと考えています。
事業所名 | 株式会社peekaboo |
---|---|
所在地 | 〒731-0101 広島市安佐南区八木1-20-12セセラガーデン1F |
連絡先 | TEL : 082-207-3535 |
ホームページ | http://www.peekaboo.co.jp/ |
創業 | 2017年1月 |
資本金 | 2,000千円 |
従業員数 | 166名 |