「女性創業者が語る創業の魅力」をテーマに、女性創業者の視点から見た創業の魅力や苦労などを、県内で活躍する女性創業者の方々に続々と語っていただきます。
社会人になったころ、広告の業界で写真か文字を扱う仕事がしたいというのが漠然とした思いでした。
最初に就職した広告写真スタジオでカメラマンとして修行し、転職先の編集プロダクションと新聞社で書くことを学びました。どちらかを選ぶつもりが、次のステップを考えたときには両方の仕事を続けたいと思うようになっていました。
当時は、書いて撮る人は、報道やルポルタージュ関連の人くらいだったと思いますので、希望に合った仕事ができる就職先はなかなか見つからず。自分なりのやり方を続けるために選んだのが独立でした。
とはいえ、職業の両立(と言われていました)に、「どっちつかず」とか「二兎を追うものは...」などと言われることも。中途半端と思われるのが嫌で、仕事によって肩書きの違う名刺を使い分けていました。
そのうち実績が増えて説得力も増し、世の中の仕事も多様化が進行。2つの職業が書いてある名刺を渡しても顔をしかめられることもなく、逆に好意的な関心を向けられることも増えています。
起業から数年後に、私と似たような業務スタイルの仲間に出会い、一緒に事務所を設立。仕事の幅が広がってますます面白くなってきました。
起業には勇気が要りましたが、振り返って思うのに、諦めなくて良かった。理解されないことでも、やり続けていれば理解を得られるようになります。継続は力なり、です。
また、起業をすると新しい出会いが増えますし、共感する仲間を引き寄せる効果もあります。そうして生まれる相乗効果や思いもよらない化学反応が、起業の大きな醍醐味のひとつではないかと、今では思っています。
事業所名 | UMUKA(ウムカ) |
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所在地 | 〒730-0041 広島市中区小町8-21-502 |
連絡先 | 082-242-7650 |
ホームページ | https://umuka.jp |
事業内容 | 写真撮影(ロケ・スタジオ) 情報誌やパンフレットなど企画・編集 取材等の原稿作成 広告物コピーライティング |