おけいこを通じて育む人と人の絆。
交流から見えてきた地域の可能性。

  • PROFILE
  • 以前はテレビやラジオのリポーターとして活躍していた橋口さん。「地域に学びと交流の場を提供したい」という思いが膨らみ、2014年に創業。まったく新しいスタイルのビジネスが、「おけいこハウス」というユニークなカタチで実を結んだ。その実績をもとに、近々新たなプロジェクトも始動させる予定だという。

ひろしまの創業のポイントひろしまでの創業のポイント

ユニークなアイデアをビジネスとして成立させることが重要。

地元での“創業”だからこそ、実現できるライフスタイルがある。

ひろしま創業サポートセンターの助言で課題を一つずつ解決。

自宅の一部を開放して、地域の交流の場に。
ユニークな発想から生まれた新しいビジネス。

 今の自分の環境やこれまでの経験を生かして、何かできることはないかしらと考えていた時、ぼんやりと「地域で楽しめることがしたい」と思うようになりました。ちょうど自宅に、使っていない事務スペースがあったので、「そうだ!ここを開放して、地域の人がいろんなおけいこごとを楽しめる場所にしよう」と思ったのが、おけいこハウスの始まりです。イメージとしては、地域の公民館とカルチャーセンターの中間のようなポジションで、子どもからお年寄りまで、幅広い年代の方が気軽に集える交流の場を目標としています。
 オープンから2年を経て、毎月平均40ほどの講座を開設しており、会員は600人に達しています。ちなみに人気の講座は、「超超超できない人のための英会話カフェ」や「健康まーじゃん教室」「水彩色鉛筆教室」「大人の歌クラブ」「夏休みの子ども向け講座」などです。
 どの教室も開設するに当たっては、先生方と「どうしたら魅力的な教室になるか」を徹底的に話し合い、意見を出し合うようにしています。時には私自身が受講生となり、ダメ出しをすることもあります。おけいこハウスを継続させていくには、まずはビジネスとしてしっかり成立させることが大事なのです。そして講師の皆さんにも、プロとしてしっかり成長してほしい。だから楽しい雰囲気を大切にしながらも、経営者の視点を忘れてはいけないと思っています。

地域の絆、子どもたちとの絆を感じながら、
仕事に向き合えるライフ・スタイルを確立。

 創業して一番の喜びは、やはり会員の皆さまにお喜びいただいているということですね。ある高齢者の方が「ここにくるのが一番の楽しみ!」と声を掛けてくれたり、子育て中のママたちが「子育てしながら、近所で習いごとができて、本当にうれしい!」と心から喜んでくれたりしています。
 会員さまの多くが、「あっ、今日はおけいこハウスに行く日だ」「来週のおけいこまでにはここまで上達していよう」などと、おけいこハウス中心に1週間を過ごしていらっしゃいます。それは、この場所が少なからず地域の皆さまの“元気の素”になっているということ。会員さまの声を通して、そんなことが実感できた時、「やっぱり、創業して良かった」としみじみ思います。
 母親としても、自宅で仕事ができるのは本当に幸せです。創業した時、下の子は小学校3年生でしたので、まだまだ手が掛かる時期でしたが、ここでなら、壁1枚挟んだ向こうで子どもたちの気配を感じながら仕事に励めます。私の場合は、自分が動きやすい環境を作るために、早めに人を雇うことを決断しました。スタッフの支えもあり、今では子どもたちとの時間もしっかり取れています。働いていると、なかなか家事と育児の両立は思うようにいきませんが、それでも、楽しそうに働く母親の姿を間近で見てもらうのは、子どもたちにとっても、とても意味のあることだと思います。

創業はゴールではなく、通過点。
続けていれば、もっと大きな夢にも出会える。

 実を言うと、当初は“創業”という意識が薄く、失敗だらけの日々でした。事業計画の重要性、収支計画の甘さ、必要な書類の準備不足など、どれも走り始めてから痛感することばかりでした。今思えば、目の前のやりたいことだけを追っていたような気がします。そこで軌道修正できたのは、ひろしま創業サポートセンターのサポートがあったからだと思っています。なにか問題が起こるたび、専門家のアドバイスを受けながら、一つ一つ解決していきました。
 これから創業される方には、「創業は、始めるよりも続けていくことの方が大切だ」と伝えたいですね。時には人の意見に耳を傾けることも必要となるでしょう。いろいろな人の声を聞きすぎてもだめですが、ブレない強い気持ちを持って、ひたむきに進んでいけば、必ず応援してくださる方もいます。
 新しいことにチャレンジする時には、人脈が大きな財産となります。セミナーや勉強会などを活用して、ぜひネットワークの輪を広げてください。私も創業をきっかけに、さまざまな方と出会い、いろんな知恵や元気をいただきました。それらはすべて、また新しいことにチャレンジする原動力につながります。実際、創業後に出会った女性起業家と一緒に、インバウンドの方を対象とした新たなおけいこプロジェクトも進めているところです。こうした新しいチャレンジと出会えたのも、勇気を出して創業したからこそ!皆さんも創業をきっかけに、夢をどんどん成長させてほしいです。

会社情報

事業所名 おけいこハウス
所在地 〒733-0812 広島市西区己斐本町3丁目9-4-1
連絡先

TEL・FAX : 082-299-8002

ホームページ http://www.okeikohouse.jp/
創業 2014年7月
従業員数 1人
業種 カルチャーサロンの運営
事業内容

地域コミュニティーとカルチャーを優遇させた新しい形の自宅サロン
さまざまな講座やイベントを提供

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