広島県創業者表彰制度応募者紹介

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薪ライフ

代表者名藤井 皇治郎さん

創業者の方の紹介や創業に至った経緯など

自宅に薪ストーブを購入後、薪の存在から単純にエネルギーとして価値を感じたことが、実践の始まりです。
自分自身が自宅で焚く薪を購入していたことから、発想を逆転させ薪を販売するとどうなるか意識を変えたことが発端です。
世の中的には、自宅で薪割りをして湯沸かしに薪を使う時代ではありません。
が、目に触れないところでは、立派にニーズとして存在していると確信したのです。自分自身がその一人だったからです。
そこから、サラリーマンを続けながら時間を作っては薪を作り必要に応じて配達して、実際のニーズや動向といった市場を見つめていました。
準備といった行動より、そもそも勤めとは畑違いの分野だったので1から自分自身で実践して3年から4年間、個人的に薪の製造~販売を行っていました。

創業した事業の内容(新規性・独自性)など

薪の専門店として(薪ストーブ専門店とのコラボレーション)薪ストーブ用・薪焼きレストラン用・キャンプ場焚き火用・各々のニーズにお応えしています。1束の無人販売から1トン単位の配達を含んだ販売。
薪の製造からネット販売・サブスク・無人の薪販売・お宅まで配達する薪屋さんは県内では他に有りません。顔の見える仕事を行っています。
林業者・木材加工業者の方は大規模に伐採を行われますが、私は地域で産出された原木を中心にしているので無理のない森林保全に繋がっているものと考えています。
これは、近年の集中豪雨等で、山肌が土砂崩れを起こさない為のものでもあります。
薪を製造する際に木っ端やおが屑が全体の1%程度発生します。それは安芸高田市美土里町の堆肥センターとタイアップして副資材に活かしていただいています。(美味しいお米や作物に戻っていきます。)
独自性では、薪を販売するだけではなく災害時(特に停電)の熱エネルギー源として備蓄や融通し、暖房や煮炊きに使うことが出来ることと考えます。
薪は乾燥していて初めて役に立ちます。乾燥薪をプールできる事業者として、県北部並びに県内全域の熱エネルギー源確保を模索しています。

創業して良かった点・苦労した点など

(良かった点)
自分の持ち合わせた感覚で行動がとれるところです。
時間も、発言も、行動も。すべてにおいて自由です。

その他

誰でも出来ることですが、誰もがやっていないエネルギーと環境保全の調和。
行政も民間も100年後200年後の将来を考えてビジネスを進めたいと思っています。
資本主義に偏らない、地球環境にしっかりとした配慮が必要と考えます。

推薦機関

三次商工会議所(支援内容:経営相談、販路開拓)

会社情報

事業所名 薪ライフ
所在地 〒728-0013 三次市十日市東3-6-13
連絡先

TEL : 080-2921-4637

ホームページ https://tsuku2.jp/makilife2019
創業 2019年2月
資本金 -
従業員数 0名

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