広島県創業者表彰制度応募者紹介

広島県創業者表彰制度 受賞者

広島県創業者表彰制度 受賞者

会社名breakfast合同会社
代表者名高山 巨志さん

受賞コメント

昨今は働き方改革などの影響もあり、会社の在り方が変わりつつあります。私たちの会社もスタッフ一人ひとりが個人事業主といった気概を持って働いており、彼らの頑張りや努力がなければ、この賞はいただけなかったと思っております。
社内のスタッフはもちろん、バンクーバーやフィリピンなどの現地で働く外国人スタッフ、そして私たちが関わらせていただいている資産をお持ちのクライアントさま、あるいは私たちのプロジェクトに賛同してくれた銀行さまに、あらためてこの場を借りて御礼申し上げたいと思います。
なかでも私どもの会社に資産を委託されているクライアントさまは、こうしたジャンルが確立されていないなかで、新規創業者に資産を託されるのは大きな決断であったと推察いたします。そうしたクライアントさまのためにも、いっそう気を引き締め、今後も事業に邁進していきたいと思っております。

創業した事業の内容

当社では物件所有者(オーナーさま)の委託を受けて、オーナーさまの不動産を活用した無人運営の民泊事業を展開しています。
まず、オーナーさまから保有物件の運営・管理の委託を受けるところから始まり*、通常の賃貸物件を民泊用に改装し、行政への届け出を行った後、プラットフォーマーの仲介サイトへ物件を登録します。仲介サイトに掲載される宿泊料金については、繁閑期にあわせて、オーナー様の収益を最大化させるよう値付けを変更します。ゲストについては、外国人観光客の場合、世界各国に点在する外国人オペレーターを活用し、多言語で対応できるシステムを整えています。
鍵の引き渡しや宿泊所の清掃まで、当社が全て対応しており、運営開始から一貫して業務を行える点が強みです。特に、清掃業務まで内製化している企業は数が少なく、特徴のひとつと言えます。
これまでグレーゾーンであった民泊に対して、平成30年6月より法律が制定され、広島でも条例が制定されました。宿泊施設が不足していた広島において、老朽化した不動産の一室を宿泊施設として運用することは、借り手がなかった部屋やテナントの収益を大きく改善させています。従来、宿泊業を行うにあたっては、大きな設備投資が必要となり、小規模事業者の参入障壁が高く、新規の参入は非常に困難でした。しかし、既存の建物を再利用することで、初期設備投資やランニングコストを大幅に削減でき、新たなビジネスチャンスが大きく開けています。また、既存のビジネスホテルと違い、一人当たりの単価ではなく、一部屋当たりでの単価となっていることから、利用客にとっては一人当たりの宿泊料が安く済むなど、コスト面で既存のビジネスホテルに対する競争力も有しています。

*当社がオーナーと賃貸契約を結び、運営・管理を行うケース(オーナーの賃料は固定)と、オーナーと賃貸契約を結ばず、運営・管理のみを行うケース(オーナーの賃料は変動)の2つがあります。

今後の抱負

大きな展望で言うと、私たちの仕事は「地方創生」と県外マネーも含めた「外貨収入の拡大」につながると考えています。宿泊業の大半を全国や海外のサプライチェーンが占めるなか、後継者がいないという理由から、地場の旅館や飲食店などが廃業するケースが増えています。この土地で芽生えた産業が消えていくことは大変寂しいことであり、地元から仕事がなくなれば、未来を担うはずの子どもたちも広島を離れていかねばなりません。私にも娘がいますが、そうした若い人たちのためにも、ビジネスを通じて「地方創生」の一翼を担い、広島を元気にしていきたいと考えています。
具体的なプランとしては、これから広島に7棟のホテルをオープンさせる予定です。宿泊客も最初はインバウンドが主流でしたが、最近では国内のお客さまの割合も急激に増えています。私たちは、当社が提供するようなスタイルが宿泊の主流になると考えており、ホテル業界における、ある種のイノベーションととらえています。国内利用客の増加は、私たちのビジネスが多くの方に求められている証だと自負しております。これからも、そうしたお客さまのニーズに真摯にお応えできるよう努めてまいります。

会社情報

事業所名 breakfast合同会社
所在地 〒730-0853 広島市中区堺町1-5-3
連絡先

TEL : 082-275-4191

ホームページ https://www.breakfast-h.com/
創業 2015年12月
資本金 5,000千円
従業員数 50名

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