創業した事業の内容

「お客様のビジネスの問題解決」のために、コンサルティング（経営上の問題抽出、戦略構築など）、クリエイティブ（企業ロゴ、ホームページ、各種印刷物、動画、音楽などの制作）、インターネット広告、テクノロジー（自社技術をベースにした新サービスの開発）の4分野で、事業を展開しています。
例えば、売り上げ不振で悩まれているお客様の場合、まずしっかりとヒアリングを行い、問題点を洗い出します。そこからベストな経営戦略を立て、必要であれば販促物やインターネット広告の提案を行います。コンセプトの見直しや、ブランディングの段階からお手伝いするケースも多いです。
また現在、主流になってきているのが、マーケティングにデータを掛け合わせた「デジタルマーケティング」による支援です。簡単に言えば、店舗や会社の公式サイトにアクセスした人の情報をはじめ、SNSや口コミサイトなど、ネット上にあふれるあらゆる顧客情報をデータ化し、それを集客や売り上げにつなげられるように分析するというものです。
お客様は私の古巣である美容院を始め、美容メーカーやホテル、一般企業までとても幅広く、2019年末ぐらいから大手企業にも声をかけていただくようになりました。当社の成長期を迎えたように感じています。

今後の抱負

これまでと同様に、特に業種を絞らず「人」そのものにフォーカスして、「どうしたら喜んでもらえるか」を考えながら、ビジネスを展開していきたいです。顧客満足度という言葉をよく耳にしますが、コンサルティング業界では、顧客の満足よりも顧客の成功（カスタマーサクセス）が求められるようになっています。このカスタマーサクセスには、数字的な成功（定量）と心的な成功（定性）が必要です。例えば、当社の支援でお客様の売り上げが伸びるとともに、本当に心から喜んでもらえているのかが重要になります。「一緒にやってもらってよかったです」「すごく楽しくてワクワクしました」というような、率直な喜びの声を聞ける仕事を続けていきたいです。
私は広島で起業しましたが、地元で事業が受け入れられても、東京で通用しなければ納得できないという思いがありました。そこで2019年に東京青山オフィスを開設。おかげさまで徐々に東京にも依頼が入るようになってきたので、2020年はスタッフの増員と本社オフィスの移転を検討中です。創業時に掲げた目標のひとつ「47都道府県に顧客を作る」の達成にも、引き続き注力していきたいです。
将来的には、本社・東京オフィスを他のスタッフに任せて、IT系の起業家が集まるサンフランシスコで事業展開したいという夢も抱いています。「ダメなら戻ってくればいい」というくらいの心構えですが、行くからにはこれまで通り、人の倍の努力を惜しみません。海外で成功してこそ、本当の意味での地方創生につながるのではないかと思っています。

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